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新郎新婦の立ち振る舞い

お辞儀

背筋を伸ばし、軽く胸を張り、顎を少し引きます。【洋装】新郎様は足を揃えて立ち、新婦様は片足を一歩引くとより安定して立てます。
【和装】新郎様はこぶし一つ分足を開き、新婦様はつま先を揃えて立ちます。



手の位置は、新郎様は体の横に自然に下ろします。【洋装】右手にグローブを握り、新婦様は両手を軽く重ね、へそから5㎝ほど下の位置に添えます。ブーケを持っている場合も同じ位置が良いでしょう。
【和装】右手に扇子を持ちます。新婦様は末広やブーケを持つ場合か多いです。

角度は約30度が目安。首からではなく、腰から背筋を伸ばしたままゆっくりと上体を前に倒します。深すぎるたり頭を下げ過ぎると不自然な印象になるので気を付けましょう。




2秒静止し、ゆっくりと上体を起こしましょう。一つ一つの動作の丁寧さがより良い印象を与えます。







歩き方

上半身が前のめりにならないように、重心を意識しまっすぐ保つ。猫背になってしまうと写真や映像で見た際に暗い印象になってしまいます。
 
 
 
 

並んで歩く場合、新郎様は歩幅やスピードを新婦様に合わせましょう。衣装によって新婦様の身軽さや歩きやすさが違います。 
 
 
 
 

【洋装】新郎様が半歩前を歩いて新婦様をリードしながら進むと素敵です。新婦様は歩きやすい歩幅、スピード進みましょう。急ぐと転倒の恐れもあるので要注意。 
 
 
 

【和装】新郎様は袴の裾を踏まないよう普段よりも狭い歩幅で進み、一歩先を行かないよう、横並びか少し後ろを歩くのが理想。新婦様の白無垢や色打掛は重みがあるため、歩幅はほんの半歩ずつ。すり足に近い感覚で、静かにゆっくり前へ進みます。

グローブの取り方

グローブの端を親指の第一関節までまくり上げ、指先の生地を一本一本引き出します。

引き出した人差し指、中指、薬指、小指の生地を反対の手の親指、人差し指でまとめて挟みます。

ゆっくりとグローブを抜きます。外したグローブはスタッフに渡し、もう片方のグローブも外します。

着用時はグローブの先までしっかりと指を入れ、グローブの端を持ち生地を伸ばしてください。

涙が出たとき

常にガーゼを手元に忍ばせておきます。持てない場合は介添スタッフに預け、必要な時に渡して貰いましょう。

素手や裾で涙を拭うとアイメイクが崩れてしまったり、摩擦で充血してしまいます。必ずガーゼを使いましょう。

ガーゼの角を目頭と目尻に宛て、涙を吸収させます。ガーゼで目元を擦らないように気を付けます。

床にガーゼを落とした場合は自分で拾わず、スタッフから新しいガーゼを渡して貰いましょう。